◆氏名:明楽 誠 みょうらく まこと
◆大切にしている言葉:親愛、信用、独立不羈、自治、家族、地域、友人、ネットワーク ◆趣味:山や海への一人旅 ◆家族:子どもは4人ですが、もう4人とも社会人。今は妻2人暮らし。家族のホームページ。 ◆好きな音楽:アル・クーパー、ロリー・ギャラガー、ロニー・ウッドなど。
◆◆資格・社会福祉士・ホームヘルパー2級・学術博士
◆◆所属
・NPO法人岡山県高齢者・障がい者支援ネットワーク ・日本ソーシャルワーカー協会・日本社会福祉士会
◆◆略歴など
・岡山大学法文学部法学科卒
・両親の介護をしながら自宅で小・中・高生の学習塾(約10年)。
その間、県立高校で講師を2度体験
・岡山人権問題研究所で「人権21」「人権と社会」などの雑誌編集に従事(約20年)
・岡山大学大学院文化科学研究科修了(平成12年)
・生活支援(権利擁護)ボランティア活動を開始(平成12年)
・林精神医学研究所理事(平成14年〜 22年6月)
・広島福祉専門学校社会福祉士科通信課程卒(平成18年)
・みょうらく事務所を開設(平成21年4月〜)
・合同会社みょうらくケアサービス設立(平成22年4月〜)
・通所介護事業所 デイサービスちえ開所(平成22年7月〜)、現在は宿泊もできる地域密着型通所介護事業所となり、現在に至る。
◆影響を受けている先人◆3人挙げれば、吉野源三郎、三好伊平次、新島襄の3人だと思います。
吉野源三郎(よしの げんざぶろう、1899-1981)さんは、ヒューマニズムや民主主義を大切にした知識人として有名です。わたしは、中学生時代に『君たちはどう生きるか』という吉野さんの本に出会い、以後、私から離れないテーマとなりました。
三好伊平次(みよし いへいじ、1873-1969)は、岡山が生んだ融和事業家で、自己改善と地域改善によって差別の障壁を乗り超えるという部落解放思想をもとに、生涯をその運動に捧げた人です。わたしは、10年くらい三好研究をして、100年くらい封印されていた未公開資料を用いて「三好伊平次小伝」と「年譜」を書きました。
新島襄(にいじま じょう、1843-1890)は、幕末に密航して、10年の西洋体験を経て日本人初のプロテスタントの〔準〕宣教師牧師となりました。帰国後は、同志社大学設立に奮闘し、キリスト教的「愛国愛民」論や「平民主義」を唱えたことでも有名です。新島さんは、神に従い不断の自己改善と学問によって自由、自治、平等の国民を創出することを目指しました。わたしは、これまでに『闕字にみる新島襄の精神と儀礼』 と『異教国の新島襄』 を出版しました。その後、「新島襄の第1の回心と2つの自伝」という論文も発表しました。
わたしは、社会福祉(生活支援と権利擁護)をできるだけ広く、総合学的観点で取り組みたいと考えています。